先輩経営者からのメッセージ

東京都の先輩経営者

米田 周平

私達の事業は食を通じ人々の心を豊かにする事業である。

米田 周平カレー(2010年開業 )

「世の中を良くしたい。」そう強烈な志を持ち経営者になるという夢を持ったのは、米田氏が高校生17歳の時だったという。

株式会社ARCS(アークス)という社名は、A:association(仲間)R:rising(上昇)C:contribution(貢献)S:smile(笑顔)という経営理念を表している。「同じ目的を持った仲間と共に上昇し、貢献する。そして、関わる全ての方々に幸せと笑顔をもたらし続ける企業となる。」「理念とは企業の存在意義。何のために会社経営をするかが大事です。それを実現する為同じ目的を持った仲間と素晴らしい企業を作り世の中に貢献していきたい。」そう米田氏は語る。

25歳までに起業すると決め、そこから逆算して身につけるべき能力を得ようと考えた。法人営業の仕事で営業力を磨き、大手一部上場のコンサルティング会社で、経営力を学んだのち、24歳で会社を立ち上げた。「理念を実現させるために事業(手段)がある、その理念を誰と実現していくか、何をやって実現していくか。」という考えで経営をしてきた。

会社設立当初はマンションの一室で資本金10万円という少額の手持ち資金からリサイクル事業と企業プロモーション事業をはじめ、必死の思いで売り上げを拡大し資金を作った。その後「自分の会社で世の中に必要とされるサービスを創造する。」という思いを実現するため、次の展開の飲食事業を始めた。投資効率の観点やマーケティング的な観点からも業態を作り込む。少子高齢化が進み飲食利用のシーンが変わる中で、今後はデリバリーもないと成り立たないのではとも考え、配達しやすくインパクトのある商品を考案。カレーを主力とした飲食事業として、低投資、早期回収モデル「100時間カレーB&R」が生み出された。

現在は、日本最大級のカレーイベント「神田カレーグランプリ」1位となった逸品力を武器に、店舗展開を進めている、1号店開業から約1年半すでに6店舗目の開業も決まっている。「経営者として大事にしている事は、やはり人に対しての愛情です。そして覚悟を持つことが必要です。責任を負う覚悟・継続する覚悟。」「やるまでは簡単、やり続ける事が大事。」と今後も同じ想いを持った仲間と挑戦を続けて行く。

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