先輩経営者からのメッセージ

広島の先輩経営者

美野 由人

他では味わえない心からの粋なサービス

代表美野 由人鉄板焼き(2008年開業)

 元々人が好きで飲食店に勤め始めた。介護事業にも興味が湧き3年ほど従事した後、独立も視野に入れつつ飲食業に戻りたいと考えていた時に鉄板焼きの師匠に誘われ新たな店舗の開業から携わった。1年半を過ぎた頃、師匠が交通事故で急逝してしまい運営していた店舗を弔いと思い一念発起、師匠の家族にも承諾得て、借金も含めて引き継ぐこととなった。自分一人で始めるお店のコンセプトは師匠が残してくれた“元祖、焼きポテトサラダ”を武器に“日常に疲れたお客様が元気になって帰っていく美味しくて楽しいお店”を目指した。引き継いだ当初は煩雑な手続きや周りから師匠との差に対する意見などもあり、技術面の未熟さもあって、体力面でもメンタル面でも相当厳しい状態だったそうだ。ただ、そんな中にあっても苦言を呈することなく通い続けてくれた常連さん達の無言の支えもあってここまで来られたと語る。いつか、その方々に「私が育てた!」と言ってもらえることを想像しモチベーションに変えて頑張っているとのこと。継続してこられた秘訣は?の問いに「計数管理」を上げ、特に原価管理を徹底したそうだ。目先の利益ではなく“他では味わえない心からの粋なサービス”と思っていただけるように努めた結果で、嘘をつけない性格のため人を嫌いにならないように努力を続けてきたそうだ。今後はきちんと人を育てられる経営者を目標に10年後20年後ここを巣立った卒業生達に良いお店を作ってもらいたいという目標を掲げ邁進していく。これから始められる方には「開業したいと思ったのであれば始めた方が良いと思いますが、誰に喜んでもらいたいのか、しっかりと設定して欲しい。」また「お金の管理が苦手なのであればプロに依頼したほうが良いと思います。」と自分の経験からのエールを贈る。

その他の広島の先輩経営者

鶴丸昌裕

お客さまは、きっと帰ってくる。一度きりのご縁ではなく、10年経っても通っていただけるお店に。

鶴丸昌裕日本料理(2012年3月開業)

日本料理の板前になりたいという夢は漠然ではあったが、子どもの頃からずっと持っていた。実家は、佐賀にあり、お世辞にも裕福とは言えず、…続きを読む

川手秀義

お客さまへの感謝の気持ちを忘れずに。店格・品格・価格、「格」が付くことを大切に。

川手秀義洋菓子サンマルク(1981年8月創業)

四季折々の変化に富み、豊かな自然に包まれた世羅台地に創業して40年。もともとは父親がはじめたパン屋だったが、自分が後を継いだときに…続きを読む

鹿瀬浩史

お店は人でなっている!お客さまやスタッフに対しても、常に誠実でなければならない

鹿瀬浩史ビストロフレンチ(2016年7月)

実家は、山に囲まれ自然豊かな街にある喫茶店。両親は今もその喫茶店営んでいるが、自分が飲食店で働くことには反対だった。高校を卒業して…続きを読む

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