ルーツは、“大家族で育った事”いつも、大勢の中での食事が、身近にあり、自然の流れの中で、飲食店の開業に至った。初めは、円山地区で、姉と共に、お洒落で、美味しい珈琲を提供する、女性だけで運営する定食屋さんから始めた。当時は、カフェブームが訪れる少し前だったが、今までにない店作りから、周辺のクリエイティブビジネス関係の方々に支持されて、17年程の長きにわたり愛され続けた。区切りとして一旦閉店したが、ご縁からお声掛け頂いた案件があり、一年弱、様々活動をしつつ、リフレッシュ期間をおいた後、新たな自分のスペースを作る為と、自分の理想を感じさせるコンセプトに当てはまり、現店舗での開店を決意したそうだ。1世代下の若い世代が運営する宿泊施設の一階の立地条件で、行き交う人間達の台所として、「ただいま!おかえりなさい!」という存在・スペースになれれば嬉しい、と考え、いつかやってみたかった、“理想の下宿”に近い感覚で、今後、宿泊施設との交流が進む事を楽しみにしている。今後も、働いている人達が、家に帰る前に立ち寄って、ほっと安心して頂ける家庭のような場所として、有り続ける。