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立地・物件探し

飲食店開業における立地選びについて(繁華街の場合)

日本フードアドバイザー協会

商店街で開店する場合は、日常的なタイプのお店がよいでしょう。
業態としては、大衆店であり、くつろげるお店です。
また、商店街と一体となって商売をやる感覚、つまりチームワークが求められます。

商店街では主な固定客となる近隣地域住民と仲良くなることが基本です。
庶民感覚をアピールし、割安感、お値打ち感を演出しましょう。新規客に盛り付けや価格が一目で分かるような工夫は必須です。「常連の集まるお店」というイメージにならないよう気をつけましょう。

一方、繁華街の場合は入れ替わりも激しく、新規開店はさほど珍しくありません。
通行するお客様はとくだん明確な目的意識なく遊びにくるという感覚で集まっているので、
自己主張が強いくらいのお店のほうが印象に残る可能性があります。

個性的なお店やネオンがけばけばしい土地では、まったく目立つことができないという事態も考えられます。自分の足で開店する立地を歩いてみて、どれくらいのお店が印象に残るか実際に確認してみましょう。

繁華街に集まるお客様は「繁華街なら何かしら楽しいお店がある」と思っているものです。
ただし、単に目立つだけではなく、価格が安く、楽しそうで、安心して入れるお店であることを忘れないようにしましょう。【安心感】は重要なキーワードです。

また、繁華街は競合が多いので、携帯電話のクーポンなど付加価値を提示し、webを通じた口コミで集客アップを図ることも大切です。

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