先輩経営者からのメッセージ

東京都の先輩経営者

高橋 和男

毎日新鮮な物を仕入れその日のうちに使い切る

高橋 和男洋食(2011年9月開業)

高橋氏が飲食に関わりを持ったのは、高校生の頃飲食店のアルバイトしたのが、 はじまりだった。高校卒業後、単身東京に出て住み込みで飲食店の仕事を本格的に始めた。それ以来、純喫茶・ベーカリーレストラン・居酒屋・炉端焼き・バー・パスタ店など様々な業態で経験を積んできたという。

四ツ谷の老舗洋食店で経験を積んだ後、2011年に独立し、『キッチンたか』を開業した。開業場所は当初からビジネス街での出店を考え、店舗の規模や賃料条件も見合った現在の場所に決めたという、ただ現在の店舗を見つけるまでには、50~60の物件情報をみたという。

「まずは自分自身で一人で店を管理できる範囲で、無理せずに運営できる店舗規模と賃料条件で開業できる場所を決めました。メニューも絞り開業当初は、ハンバーグやポークソテーなど7品から始めました。」と高橋氏は振り返る。お客様の流れや運営面も見ながら1年くらいかけて毎月2品~3品増やしていき現在のメニューと品数になったという。

一番の人気メニューは、肉汁がたっぷりつまった『ハンバーグ』だ。これまで培ってきた経験と技術で丁寧に焼いたハンバーグを、オーブンで仕上げる事により肉汁と旨みを逃さず提供出来るのだという。肉汁たっぷりのハンバーグは口コミで評判となり、遠方から来店されるお客様も多いという。

「まだ飲食店で働き始めたころ、はじめて自分の作った料理をお客さんが『美味しかったです。』と言ってくれた時のうれしさは今も覚えています。」「芸能界と飲食業は笑顔で働く所と昔上司に言われた事があります。自分自身も飲食が好きです。毎日新鮮なものを使用し、その日のうちに売り切る。そしてお客様に美味しかったと言われることはやはりうれしいですね。」そう高橋氏は語る。

「将来的には建物も老朽化が進んでいるので移転も考えているが、今の規模やメニューは変えずにやっていければと思っている。」今後も夫婦2人で店を切り盛りしていく。

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